EXCEL日付や時間の関数(TODAY、YEAR、MONTH、DAY、WEEKDAY、HOUR、MINUTE、SECOND)
時間に関わる関数はたくさんあります。資料は正式なものになればなるほど日付の記載の記載を求められるでしょう。また同一日に複数の明細を比較するならば時間の表示まで求められるかもしれません。ここでは様々な時間に関する関数を見ていきます。
1.今日の日付を表示する(TODAY)
TODAY()
当日の日付が表示されます。引数は不要で()を付けます。
まず、日付を表示したいセルを選びます。次に関数の挿入でTODAYを選択、
「関数の引数」はそのままOKをクリック、
するとこれだけで日付が表示されました。
2.日付から年だけを抜き出す(YEAR)
YEAR(シリアル値)
<シリアル値とは、1900年1月1日を1として以降の数値経過を数値で表したもの>
日付から年を抜き出してみます。まず元となる日付がA1にあるとします。
次にB1にカーソルを置いて、関数の挿入を開きます。
関数の引数では、シリアル値に元の日付が記載されているセルのA1を入れます。
そしてOKをクリックすると、年だけ取り出すことができます。
3.日付から月だけを抜き出す(MONTH)
MONTH(シリアル値)
<シリアル値とは、1900年1月1日を1として以降の数値経過を数値で表したもの>
日付から月を抜き出してみます。まず元となる日付がA1にあるとします。
次に関数の挿入でMONTHを記入します。
OK後の「関数の引数」では
日付が記載されているA1を記入しOKをクリックすると、
8月である「8」が返されました。
4.日付から日だけを抜き出す(DAY)
DAY(シリアル値)
<シリアル値とは、1900年1月1日を1として以降の数値経過を数値で表したもの>
日付から月を抜き出してみます。まず元となる日付がA1にあるとします。
関数の挿入でDAYを入力します。
シリアル値は、
対象としている日付が記載されているA1です。これでOKをクリックすると、
B1に日が返されました。
5.日付から曜日を表示する(WEEKDAY)
WEEKDAY(シリアル値、種類)
方法はまず日付から曜日を表す数字へ変換し、次に漢字の表示に変えるというものです。
<シリアル値とは、1900年1月1日を1として以降の数値経過を数値で表したもの>
ではさっそく日付から月を抜き出してみます。まず元となる日付がA1にあるとします。
B1にカーソルを置いて、関数の挿入を開き、関数の検索欄にWEELDAYと入力。
シリアル値は元となる日付が入力してあるA1を入力する。
種類は下の通り。ブランクでもいいがデフォルトの1が勝手に選ばれる。
OKをクリックすると、
「2」が返る。次にカーソルをB2に置いたまま、セルの書式設定、ユーザー定義と進み、種類の欄にaaaと入力する。
すると、B1に「月」と表示される。
6.時を表示する(HOUR)
HOUR(シリアル値)
<シリアル値とは、1900年1月1日を1として以降の数値経過を数値で表したもの>
時間から「時」だけを抽出してみます。A2に時間が記載されているとき、
B2で関数の挿入を開きます。HOURでOKをクリック。
シリアル値は24時間を1とした小数で表されますが、
あまりそこは気にせず時間が記載されているA2を入れます。
そしてクリックすると、B2に時を表す「10」が返りました。
7.分を表示する(MINUTE)
MINUTE(シリアル値)
<シリアル値とは、1900年1月1日を1として以降の数値経過を数値で表したもの>
時間から「分」だけを抽出してみます。A2に時間が記載されているとき、
B2で関数の挿入を開きます。MINUTEでOKをクリック。
シリアル値は24時間を1とした小数で表されますが、あまりそこは気にせず時間が記載されているA2を入れます。
そしてクリックすると、B2に分を表す「30」が返りました。
8.秒を表示する(SECOND)
SECOND(シリアル値)
<シリアル値とは、1900年1月1日を1として以降の数値経過を数値で表したもの>
時間から「秒」だけを抽出してみます。A2に時間が記載されているとき、
B2で関数の挿入を開きます。SECONDでOKをクリック。
シリアル値は24時間を1とした小数で表されますが、あまりそこは気にせず時間が記載されているA2を入れます。
そしてクリックすると、B2に秒を表す「51」が返りました。
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